■■■牛肉の下ごしらえ■■■
タンパク質源となる赤のグループの牛肉は、脂肪が少なく、肉質のやわらかいヒレやモモを、鶏肉に慣れてきた離乳食中期の後半か、後期頃になってから、始めます。
薄切り肉や、ひき肉を使うと、下ごしらえがしやすく、楽です。
市販のひき肉は、脂肪が多い部分を使っていることが多いので、自家製ひき肉を作れば、さらに安心です。
ヒレやモモに慣れてきたら、肩ロースや、リブロースなど、比較的脂肪の少ない部分を取り入れていくとよいですが、脂肪分が多い部分ほど、タンパク質は少なくなります。
離乳食初期:× 離乳食中期:△ 離乳食後期:○ 離乳食完了期:○
○:赤ちゃんの食べやすい形状に調理して量を守れば食べてOK!
△:ごく少量、たまに、様子を見ながら、などの条件つきでOK!
×:まだこの時期の赤ちゃんには不向きなので食べさせてはNG!
※離乳食中期に使う時の下ごしらえ方法を中心にご紹介しています。離乳食初期や後期以降には、それぞれの時期にあった大きさに切ったり、つぶしたりすることで応用できます!
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1. 牛肉の白い脂肪の部分を取り除きます。 |
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2. 鍋に野菜スープを煮立てて、その中に1.を入れ、やわらかくゆでます。
沸騰したお湯でゆでてもOK! |
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3. 2.をすりつぶします。
それぞれの時期に合わせて、すりつぶす、刻む、つぶす、などの形状にします。
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4. 3.をお湯でのばします。
モソモソして食べにくい時は、水溶き片栗粉などで、とろみをつけてあげると食べやすくなります。
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その他の牛肉の下ごしらえの例
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牛肉のひき肉をつくる
牛肉の白い脂肪を取り除き、包丁で細かく刻むか、フードプロセッサーにかけると、市販のひき肉と比べ、脂肪分の少ない自家製ひき肉が出来ます。 |
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牛薄切り肉をキッチンバサミで切る
牛薄切り肉は、ゆでてからキッチンバサミを使って切ると、切りやすく、包丁やまな板を洗う手間も省けます。 |
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牛ひき肉を水の中でかき混ぜてほぐす
ひき肉は熱湯でゆでると固まりになりやすいので、ゆでる前に、水を入れた器に入れてかき混ぜ、ほぐしてからゆでると、固まりになりにくいです。 |
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